グリーンウェル農園 マモ

Hawaii
アメリカハワイ

COFFEE HUNTERS STORY

1999 年、ハワイコーヒー生産者協会(HCGA)が、ハワイ農業リサーチセンター(HARC)の長井千文博士に依頼して各種の組み合わせで交配種を作った中の一つが、MAMO です。アラビカ種最大サイズの「マラゴジッペ」と最小サイズの「モカ」を人工交配させたこの品種に目をつけたのが、研究熱心なグリーンウェル農園のオーナー、トミーでした。彼はこの夢のような可能性を秘めていた品種を農園に植え、種の固定化に挑戦し、長い年月の末にようやく納得しうる味わいをもった品種として完成させました。当初研究番号しかなかったこの品種に「MAMO」と命名したのは、生みの親である長井博士です。モカとマラゴジッペの両種の頭文字から取った「MAMO」には、偶然にもハワイ語で「子孫」という意味があります。世界初披露の新品種 MAMOをお楽しみください。

味、香りの特徴

【風味の傾向】モカの爽やかさとマラゴジッペの力強さが織りなす独特の味わい。しっかりとした甘味とホップのような爽やかな苦味が特徴的。

2020    ¥11,000

コナという土壌を感じさせる本家ティピカに通ずるプランツフレーバーを擁しながらも、艶のある酸、ボルドーワインのようなフルボディ 感、蒸し栗の風合いを彷彿とさせる食感など、際だった個性を持ち合わせている。温度変化による表情の変遷もまた、飲む者を 終始飽きさせることはない。

2018    ¥11,000

キャラウェイシード、カンパリの爽やか系の風味から、しっかりとした旨みが顔を見せる。ホップのような後に引かない苦みが続く。 芯の強い甘さと、軽快でリズミカルな酸が魅力。

2017    ¥11,000

モカとマラゴジッペ両種の個性がバランス良く主張し合っている。モカ独特の香りと舌に伝わる旨み、マラゴジッペが持つ柑橘系の アロマとスパイシーで甘い風味。アフターには黒ビールのようなコクと十分な苦みがあり、喉を通る質感の心地よさが際立っている。